統一教会公式説教ブログに掲載された記事を紹介します。
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統一教会
佐藤元一
最初に、あるエピソードを紹介しようと思います。ある知人の話です。この方は高校時代に柔道をしていたのですが、ある時、地域のイベントで模範試合をすることになり、この方と、この方の友人が選ばれたそうです。その時、不幸な出来事が起こりました。試合が始まって、友人に技を掛けて投げた時に、不幸な出来事が起こりました。その友人が亡くなってしまったのです。打ち所が悪く、首の骨を折ったことが原因でした。
これはもちろん、競技中の事故でしたが、この方にとっては、その後の人生を大きく左右する出来事となってしまいました。亡くなった友人は、いろいろな面で本当に良い人だったそうです。ですから、自分が死なせてしまったという悔いる気持ちや、友人ではなく、自分が死んだほうが良かったのでは……という思いとともに、この友人に恥ずかしくない人生を生きなければいけないと考え、頑張ってきたそうです。
もう一つお話をしてみようと思います。
皆様、自分自身のこととして、想像してみてください。もし、海か川で私が溺れていたとして、誰かが水に飛び込んで私を助けてくれました。そして私は助かったけれども、その人が力尽きて、溺れ死んでしまったとしたら……どうでしょうか? このようなとき、私たちはどんなことを思うでしょうか? その人には、年老いた両親がいるかもしれません。あるいは奥さんや小さな子供がいるかもしれません。また、人のために、社会のために良く生きてきた人かもしれません。もしこのような立場に私が立ったとしたら、私を助けて亡くなってしまったその人の分まで、私は良く生きようと思うのではないでしょうか。その人の分まで良く生きようと思うのが、人間の本性ではないかと思うのです。
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