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北の非核化実現に必要なロードマップ

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 9月の韓半島情勢は重大な岐路に立っている。初めての試験台である対北朝鮮特使団の訪朝結果が出た。金正恩労働党委員長は完全な非核化に対する意思を再確認し、トランプ米大統領の任期である2021年1月までの非核化実現を望むといった。米国の相応措置を前提とした発言だ。 平壌での南北首脳会談(18~20日)と、今月末のニューヨーク国連総会を契機にした韓米首脳会談が続き、韓半島非核化の実践的方案も輪郭を現すだろう。その場で朝米が核申告と終戦宣...
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米中“均衡外交”繰り返す文政権

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国に国家的な危機招来も トランプ米政府のインド太平洋戦略に対する韓国政府の理解度が低い。これでは韓国の対北政策は失敗の可能性が大きくなると憂慮されている。インド太平洋戦略は米国、日本、インド、オーストラリアの4カ国が中心になって、アジア太平洋地域の航行の自由、法の支配、公正で互恵的な貿易などを推進するという構想だ。もともと2010年、日本と中国との尖閣諸島をめぐる紛争時、中国の経済報復で発生したレアアース事件の後、日本が対中投資をインドに大々的にシフ...
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犬肉論争に決着か

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 茶山・丁若鏞はよく知られた犬肉の愛好家だった。彼は(全羅南道新安郡にある)黒山島に島流しにされた兄、丁若銓に送った手紙において犬肉の優秀性を高く評価しながら、調理法を詳しく書き送った。「私なら島の中を歩き回る野良犬を5日に1匹ずつは煮て食べるよ」と語ったりもした。 1670年頃に著述された両班の家の調理書である『飲食知味方』に紹介された146種類の料理のうち30%ほどが犬肉と関連したものだった。『中宗実録』に...
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韓国を“自殺”に導く行き過ぎた「積弊清算」

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 大韓民国の自殺率は人口10万人当たり28・4人で、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で断然トップだ。1日に約40人ずつ自ら命を絶っている計算になる。 自殺はいかなる場合にも正当化されない。1991年、民主化を名分として焼身・投身が相次いだ時、詩人の金芝河(キムジハ)は「死の儀式をやめよ」と一喝した。彼は「烈士と呼び、大規模な葬式を行うことで、軟弱な魂に対して絶えず死を誘惑する暗示を送っている」として、自殺を礼賛して煽(...
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米中の貿易戦争は“夕立ち程度”なのか

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 結局、米中貿易戦争が炸裂(さくれつ)した。両国は6日、各々340億㌦規模の関税爆弾を投下した。状況が変わらない限り追加関税の賦課もある。 米中に続き欧州連合(EU)、ロシアなどまでも貿易戦争に参戦したのに、韓国の一部では楽観論が出回っている。チキンゲームは皆に損害を与えるだけだから妥協点が見つかるという見方だ。文在寅政府もそのように見ている。 白雲揆(ペクウンギュ)産業通産資源部長官は最近「短期的影響は制限的」との見解を示...
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“ベトナムモデル”化する北朝鮮

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                新戦略で韓米同盟の再確立を  朝米交渉は“半分の成功”と評価される。筆者はかつて、北朝鮮の“完全な非核化”は現実的に不可能で、現段階では凍結、非拡散、戦争抑止、朝米関係改善も進展であることを理解して、次の段階に対する戦略的思考が必要な時期だと指摘したことがある。 米国が「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)から後退し、北と抽象的な非核化交渉で妥結することになったが、その核心的な背景は、北朝鮮が戦略的に親米国家に転換される可能性を見たた...
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「体制安全保証」実現を不安視する金正恩氏

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 第2回南北首脳会談の翌日の27日、文在寅大統領は、「金正恩労働党委員長にとって明らかでないのは非核化の意思でなく、自分たちが非核化する場合、米国が敵対関係を終結させて、体制安全を保証するということを確実に信頼できるのかということ」だと説明した。 金委員長がこの“電撃会談”で初めて出した話ではなく、1回目会談での「徒歩橋散歩」でも似たような対話がなされたのだろう。 想像するに、非核化を前提に朝米首脳会談のテーブルに座れとの文...
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「体制安全保証」実現を不安視する金正恩氏

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 第2回南北首脳会談の翌日の27日、文在寅大統領は、「金正恩労働党委員長にとって明らかでないのは非核化の意思でなく、自分たちが非核化する場合、米国が敵対関係を終結させて、体制安全を保証するということを確実に信頼できるのかということ」だと説明した。 金委員長がこの“電撃会談”で初めて出した話ではなく、1回目会談での「徒歩橋散歩」でも似たような対話がなされたのだろう。 想像するに、非核化を前提に朝米首脳会談のテーブルに座れとの文...
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「サイゴン陥落」のデジャブ

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                国際詐欺だったパリ和平協定 板門店宣言以後、北核廃棄が終戦宣言と平和協定問題につながり、ついに在韓米軍撤収論議にまで出てきた。韓国と米国が慌てて否定し、論議はひとまず水面下に潜ったが、不吉である。 1949年6月27日、最後に残った米軍1500人が仁川港を離れた。その3日後、米陸軍は「撤収完了」を発表した。当時ソ連は「北に駐留するソ連軍6万人を撤収させるから、南側の米軍2万人も引け」と米国を圧迫した。 これに呼応した...
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板門店宣言後の「統一」の進路

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 楽観より懐疑で解決に臨め 「板門店宣言」が発表され、韓国民は楽観的な期待にみなぎっている。一部では感激で親近感を感じるとし、北朝鮮の金正恩労働党委員長を褒め称(たた)えたりもするが、本当に南北関係が思い通りに進み、北核廃棄→平和→統一が達成されるのだろうか。 まず先に北核は廃棄されるだろうか。宣言文では「核なき韓半島」が共同目標であることを確認しただけで、北の核兵器廃棄の意思は含まれなかった。いくら米国が純真で...
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韓半島統一の機会なら逃すべきでない

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ 私たちがよく見る韓半島が中心にあって両側に大陸が広がっている世界地図は安定感と均衡感を与える。地図の上下をひっくり返してみれば、太平洋とインド洋が韓国の前庭のように見え、「韓国が世界の中心だ」というスローガンがもっともらしく聞こえる。 この地図を大衆に広く知らしめた人は金在哲・東遠グループ会長だ。「地図を逆に見れば韓国人の未来が見える」という本を出版し、「韓半島はユーラシア大陸東方最後の端にぶらさがった半島でなく、ユーラシア大陸...
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使われなくなる「未亡人」

Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。 ご覧ください。                韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「未亡」とは、夫が死んだ時に後を追って死ぬことができず、独りだけ生き残っていることを意味する。未亡人は夫を亡くした夫人が自分を低めて呼ぶ言葉だ。古代の北方民族の「殉葬」文化から始まったものと推測される。中国春秋時代の魯の学者、左丘明が著したとされる『春秋左氏伝』で初めて使われた。楚の宰相、子元が先王(兄である文王)の夫人を誘惑しようと、宮殿の横で「萬」という踊りを踊らせたが、夫人が「先王はこの踊りで軍事訓練を行った...
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