韓国 清平にある天正宮博物館が期間限定で報道陣に公開され、それに関する記事がWeb上にupされていたのでご紹介します。
「統一教会の博物館、報道陣に公開 コーラ缶やお菓子の袋も」
【2月19日 AFP】年代物のコカ・コーラの缶、人毛で作られた靴下、巨大なサケのはく製──。宗教的遺物の展示品としては風変わりなコレクションだが、統一教会(世界基督教統一神霊協会、Unification Church)の創始者である文鮮明(Moon Sun-Myung)氏も、好き嫌いは別として、風変わりな人だった。
信者からは救世主とあがめられ、批評家からはペテン師と糾弾された文氏は、2012年に肺炎による合併症のため92歳で死去した。文氏亡き後には、合同結婚式で有名な教会とさまざまな事業による利益が残された。
韓国・加平(Gapyeong)にある同教会本部に付属する天正宮博物館(Cheon Jung Gung Museum)では現在、文氏の人生と功績に焦点を当てた展示会が開催されている。丘の斜面にたたずむ同博物館は、ドーム付きの堂々とした新古典主義建築で、米連邦議会議事堂に驚くほど似ている。
同博物館は通常、一般には公開されていないが、文氏と妻の韓鶴子(Hak Ja Han)氏の太陰暦による誕生日にあたる今週初め、制限付きの報道陣向けツアーが行われた。
展示では、夫婦の「生涯の功績」が紹介されており、同教会創始者の周囲に築き上げられた個人崇拝を強調するかたちで、数々の個人的な「遺物」とされるものが展示されている。
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