国際勝共連合が作成している「世界思想」の12月号が発行されましたので、一部抜粋してご紹介します。
去る8月にソウルで開催された安全保障関係会議で話題になったレポートがある。題名は「サバイバル─中国との戦争」。英国際戦略研究所(IISS)が2012年8~9月版として公表したものである。
前書き部分に次のようにある。「今は中国が、米国史上最大の敵となったのは事実である。今後、20年で中国の国内総生産(GDP)および防衛予算は米国を超えるだろう。もしそうなれば、中国はかつてのソ連やナチスドイツの絶頂期を超える敵となるだろう」。その理由は「ソ連やナチスドイツは、いずれも米国の経済力には及ばなかったからである」という。
脅威(敵)は能力(主に軍事力)だけでは計れない。米国は能力において世界一である。しかし、米国はわが国にとって脅威ではない。理由は対外侵略の意図がないからである。意図がゼロであれば能力がどれほど大きくとも脅威はゼロである。脅威とは意図と能力を積算したものなのである。
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