天一国経典天聖経訓読映像(第二篇三章三節11〜13)

 

11 エサウとヤコブの兄弟が双子で生まれたので、心情圏においてはすべて通じるのです。双子は、弟が悲しめば兄も悲しむようになっています。それほど通じ るのです。そのような近い立場である双子を中心として復帰するのです。復帰は誰がするのかといえば、母がしなければなりません。堕落して、母がカインを生 んだので、復帰過程でも、母がしなければなりません。母子協助を中心としてしなければなりません。ここにおいて母は、ヤゴブを中心としてエサウを欺いたの です。

12 母子が協助することによって、長子権を取り戻すのです。兄エサウが狩りに行つて帰ってきたとき、弟ヤコブにバンとレンズ豆のあつもので長子権を売った ので、復帰の条件に引っ掛かったのです。売ったため、実際に行動をするときには屈服しなければなりません。亮っていなければ、欺くことができません。条件 がなければできません。ここで初めて、イスラエルという名前をもつ契機になったのです。初めて長子権を復帰したイスラエル圏になったのです。

双子の兄弟を中心として入れ替えたのですが、まだ腹中では入れ善ることができていませんでした。それで、どのようなことが起きるのでしょうか。その条件を 立てたのはヤコブの四番目の息子のユダです。ユダには、息子が三人いました。また、その長男の嫁がタマルという女性です。タマルは、神様の祝福を受けた血 族がどれほど貴いかを知っていました。それで、その血族を受け継ぐためには、どのようなことでもしようとしたのです。

13 タマルが懐妊した二人の子供が争うので、神様に祈ると、神様は、エサウとヤコブの僻リベカに言った言葉と全く同じように、「お前の腹中には二つの国が あり、大きい者が小さい者に侍るだろう」とおっしゃいました。このようにして、ペレヅとゼラが生まれました。ところが、兄であるゼラの手が先に出てきまし た。ゼラの手が先に出てきた時、産婆がその手に赤い糸を結びつけました。これは、後代に関することを印で見せてくれたものです。後代に必ず共産主義が出て くることを予告したのです。長子の権限を回復できるペレヅが、腹中で兄を押しのけて先に生まれることによって、ここで初めて次子が長子復帰をするようにな るのです。それで、押しのけて出てきたという意味でペレヅという名前をつけてあげたのです。このように、リベカの伝統歴史、タマルの伝統歴史、すなわち血 統転換の闘争路程を通して、腹中で長子を次子にし、次子を長子にすることによって、ここで初めてイスラエルの歴史過程における長子権が始まったのです。で すから、常に神様が助けることができるのです。これを滅ぼそうとすれば、天が打つのです。イスラエルの歴史は、イスラエル民族を打とうとするすべての異邦 の民族を、無慈悲に打った歴史です。

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