『原理講論』発刊50周年に寄せて

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『原理講論』、読んでますか?

 家庭連合(旧:統一教会)の経典『原理講論』(日本語版)の発刊式が行われたのは、1967年10月2日。

 日本統一教会創立8周年記念日に、静岡県富士宮市の小学校の講堂で行われ、全国から約700名の代表者らが参加しました。

 当時、箱入りの真新しい『原理講論』を手にした教会員たちは、伝道の決意に燃えて全国に散って行ったといいます。

 当時の様子を伝える「成約週報」(1967年10月7日、統一教会文化部発行)には、「創立記念行事 三日路程 完走文」という以下の文章が掲載されています。

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 日本にみ言が述べ伝えられて8年が過ぎた。そして1967年10月2日は、第8回目の創立記念日を迎えたわけである。

 この日に全国の700名からの兄弟姉妹が、富士山麓天母台(剣ヶ峰の最も完全な姿で見える場所という)に参集すべく各地から出発した。会長を中心とする33名は3日路程を、他の兄弟達は1日路程を天母台(あんもだい)まで歩き続けた。

 10月1日、激しく打ち叩く雨の中を、全身ずぶ濡れになりながらも、長蛇の列は歩みをゆるめなかった。驚き顔に眺める視線もかまわずに、先頭と後方とで、声をかけあいながら進んだ。

 午前5時式典は雨のため、やむなく変更となってしまったが、ここに至るまでの3日、あるいは一日という期間に、一人一人は何年、否何十年、何千年という時代に逆のぼって、その心情圏に入ることができたのではないだろうか。もちろん私達の先に歩まれた方の苦闘とは、並ぶべくもないが、流した汗がたとえとるに足らないものでも、この心情を大切に育てて花咲かせたいと思うのである。

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 あれから50年――

 今年10月2日、『原理講論』発刊50周年を迎えます。

 私たち統一食口の“原点”とも言える『原理講論』を、今こそ、読み深めたいものですね。

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