統一教会公式サイトで既に紹介されていますが、統一教会の日本人宣教師13人の手記を収録した書籍『宣教師 ~世界に羽ばたく13人の日本人~』(大洋図書)が出版され、都内では紀伊國屋書店、ジュンク堂書店など大手書店にも並んでいるようです。
早速、『宣教師』を購入し、読んでみました。
「日本人宣教師たちは、なぜ世界へと飛び立ったのか?」
ここでは、宣教師たちの“動機”が記された部分を抜粋してご紹介したいと思います。
宣教活動の詳細な内容などについては、書籍で実際にご確認ください。
宣教国:メキシコ(岡野さん)
「成田空港には見送りに主人と息子がきてくれましたが、息子は突然母親が空港の入り口から中に入ってしまうため大声で泣き出しました。空港中に響き渡るような声で泣き、それでも私はその息子を置いて中に入っていかなければならず本当に切なかったです。あの時の光景は永遠に忘れることはありません。しかし、息子がどんなに泣いても神様の御旨のために歴史を代表した祝福家庭はやらなければならない時はやらないといけない、その心を再度決意させられました」(p.210)
「私は3歳の息子を置いてきましたが、3か月や6か月の子供を置いてきた姉妹たちもいることを知りました。45歳でやっと養子としていただいた3か月の子供を置いてきた姉妹もいました。本当に涙、涙の中を神様の御旨を思って出てきた尊い姉妹、宣教師たちであることがよくわかりました」(p.213)
宣教国:イタリア(美濃島さん)
「真のお父様(文鮮明師)が『みんな宣教へ行ってくれるんだよね?』と聞かれた時に『イェー(はい)』とは言えませんでした。皆時間があれば泣きながら(済州島の)海岸で一列に並んで祈っていました。それぞれが自らの課題や事情と『主が願われる時にそれに応えられる自分でありたい』という思いとの狭間で、葛藤しました。その時の苦しかったことは今でも覚えています」(p.240)
宣教国:アフガニスタン(重広さん)
「私もご苦労された神様と真の父母様に親孝行して差し上げるため、神様と真の父母様を慰労して差し上げるため、神様と真の父母様の愛に応えるためにこれから先の生涯を命懸けで生きていこう」(p.166)
「宣教の証は私の証と言うよりも神様、真の父母様の摂理と愛の証であるから、証を書き残さなければいけないと思っていたのですが、なかなかそのような機会がありませんでした。今回このような機会が与えられたことをとても感謝いたします」(p.168)
コメント