教会ニュース––「江南研究所」発足 韓国家庭連合HPより 2013/10/30
21世紀に成長する教会はビジョンと目的によって導かれる必要があると実践神学者たちは主張している。
このようなビジョンと目的でリードする教会になるためには…
第一に牧会者のリーダーシップ
第二に、ビジョンに情熱をもてるように動機づけする能力であり、
第三に、食口を人として育てていくリーダーシップ
…と言いたい。江南家庭教会(教区長チョ・ユギョン)は、天一国元年9月25日、教会の発展をサポートする江南研究所を発足した。理事長にイ・ドンス会計学博士、キム·チョンジン所長を中心にチョ・ジュンヒ二世部長、ユ・インソク、ムン・ソンジョン、堀井ヒデキ、トシヤ研究員を中心に構成された。
『天一国実体化のための最高のビジョンと戦略を研究して、天一国時代の発展に寄与する江南研究所になる』というビジョンを江南研究所の設立目的にすえ、天一国の実体化とビジョン2020の実現のための戦略と政策案を研究して、天一国の発展に貢献して江南教会の政策開発を支援することにより、江南教会の成長と発展に寄与することを目指している。
主な事業としては、
(1)中長期課題の研究や教会戦略課題研究と政策の研究開発
(2)天一国国民の養成のための教育内容と青年学生教育プログラムの開発
(3)文化宣教戦略とプログラム開発
などに重点を置いている。
この日、イ·ドンス理事長は、 “江南の教会には、能力のある食口の人的資源がたくさんあり江南研究所が発足されたということ、それ自体に大きな意味があると思います。研究開発の機能と役割も重要だが食口相互のコミュニケーションを促進させ、牧会の方向に力を加えることができること、それ自体だけで私たちの共同体に大きな希望を与えるものと確信しています。そして、これを通じて自己の能力を養うことに関して大きな役割をするでしょう”と挨拶をし、ホ・ヨンジン2世は”良い試みだと思います。それぞれの分野で成功した食口たちが集まり研究するので大きな相乗効果が期待できます。 “ソン・ファンドゥク副教会長は”成長する教会はビジョンと目的が主導する教会です。今まで牧会者と一緒に働く人がいなかったので、牧会の現場に多くの限界状況をもたらしました。食口が参加し、研究し、牧会の方向性の脇を固めるのは確かに意味のある出発だと思います。 ”
最後にチョ・ユギョン教区長は、 “真のお父様の御聖和の後、真のお母様がビジョン2020を宣言しましたが、これは啓示的事件だと思います。真のお父様の生誕100周年、真のお母様生誕77周年、御成婚60周年は、物理的に近づくクロノス的な時ではなく、歴史の流れに質的変化をもたらす摂理史的なカイロスの時だということです。私たちが伝道を劇的に進めることも重要でありますが、その日の持つ摂理的意味は二度と味わうことができません。私たちは、その日を思うと胸がジーンとします。私たち江南教会は、モデル的な教会として、真の父母教会になることです。モデルになることは容易ではありません。すべての部門が有機的な関係を結んで立ってビジョンと目的に熱く燃える時に可能なのです。江南研究所に高い能力を持つ有能な人材が揃ったので、御旨を中心に良くコミュニケーションをとり、一つになって私たちの共同体を生きた歴史にする研究所にして下されば有難いです。 “と激励した。
成長する教会は、父母圏と子女圏、大・小のグループが有機的な関係を結びながら喜びに満ちあふれる教会である。江南教会は、ビジョン2020を中心としてすべての食口が情熱をもって「中断なき前進」を続けていることこそ私たちの共同体の希望だと証ししたいと思う。
*(訳者注) カイロスはギリシャ神話の男性神。「チャンスの神は前髪しかない」とは「好機はすぐに捉えなければ後から捉えることは出来ない」という意味だが、この前髪はカイロスの前髪を言うものとされる。クロノス時間として、過去から未来へと一定速度・一定方向で機械的に流れる連続した時間を表現し、カイロス時間として、一瞬や人間の主観的な瞬間的時間を表すことがある。ギリシア語では、「時」を表す言葉が καιρός (カイロス)と χρόνος (クロノス)の2つがある。前者は「時刻」を、後者は「時間」を指している。 参照 wikipedia
訳Harikawa
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