日本の渡米開拓宣教師、40年ぶりの同窓会 

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今から40年以上も前、アメリカ合衆国に到着されたばかりの真のお父様によって緊急の招集を受けた、熱心な日本の宣教師の一団がアメリカの地に到着し始めた。250人の宣教師の多くは英語を一言も話せなかった。しかし神様のみ旨に仕えるためなら、お父様の言う事をいかなることでも喜んでする覚悟と決意にみなぎった若者たちであった。ワン・ワールド・クルセイダー(十字軍)1973年

2013年8月17日、日曜日、当時の宣教師の100名がニューヨーク、タリータウンにあるベルべディアのトレーニングセンターに集まり、数百枚にのぼる当時のスライド写真を見ながら話に花を咲かせ、今はもう伝説になった当時の教会リーダー達についての消息を確認したりした。

20名のすでに地上での使命を終えたメンバーの名前が読み上げられ、皆で黙祷して彼らの栄誉を讃えた。

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マイケル・バルコム米国世界平和統一家庭連合会長の祈祷によって記念式は始められた。

『17世紀、アメリカにピルグリム(訳者注:巡礼者、アメリカ初期入植者のこと。ピルグリム・ファーザーズとも言う)達がやってきたように、これらの日本人ピルグリムはこの地にやって来て新しい地上天国の種を蒔きました。今日私達は感謝します。ある意味、日本が生命の血をアメリカに与えてくれたのです。われわれ(アメリカ教会員)の多くは日本人の伴侶を得ました。言葉では尽くせぬ感謝の気持ちを持っています。』

かつての宣教師達は1970年代を通してアメリカでの主席講師だった周藤健先生の二つの講義を熱心に聞いた。

82歳だが健康できびきびした周藤健氏は、2013年2月の基元節は善の歴史と悪の歴史が交差する点であり、その時点から天運が働いて兄弟姉妹が創造目的を完成することが出来るようになると述べた。続けて、統一教会では愛の性質を学ぶことが出来ると述べ、結婚を通した情的成長に連結された救済路程についての統一運動の核心的な教えを強調した。『夫、妻なしには創造目的を完成することはできません。あなたの夫のおかげで偉大な妻になれるし、妻のおかげで偉大な夫になれるのです。神様の目的はあなたの配偶者を幸せにすることです。幸せな家族にならなければなりません。』 周藤氏はこう語った。

 

1972年から1980年までアメリカ統一教会の会長を務めたニール・サローネン氏は集まった人々にこう話した。

 

『 歴史の初めから神様はご自分の価値に従って生きることのできる人間の暮らす文化を創ろうとされた。私は真のお父様について色々と考えてみたが、彼のユニークな性質について表現する適切な言葉が見つからない。唯一つ発見したお父様の卓越した所はその不変性だった。心変わりと言うものがない。お父様の立ち位置を知ることで自分の立ち位置を知ることが出来た。実際、われわれアメリカ人は妥協の達人です。人と意見が違っても「お互い、歩み寄ろうじゃないか」と言って妥協します。そこへ妥協知らずの真のお父様がやってきて、一緒に日本人宣教師たちを連れて来られた。その日本人宣教師達はアメリカ人に忠孝というものを教えてくれた。今日まで私は絶対しなければならないことがあれば日本のメンバーに任せました。すると間違いなく実行されます。』

『40年以上、私達のすべきことは真のご父母様に従うことでした。今は真のお母様に従うことです。今われわれがなすべきことはお母様と一つになることです。サタンは事を複雑にすることを好みます、そしてそれは間違いです。私は神様の復帰は全員が一人残らず帰って来るまで継続すると、心の奥底で信じています。』

 

1980年代に真のお父様とダンベリー刑務所に共に入り一年間を過ごした神山威(たける)氏は真のお父様が聖和されて1年、どれほど痛烈な寂しさを感じたかを皆に話した。そして元宣教師の1人1人にお父様との会話の一部を印刷したものを渡した。

夕方にはジョン・ハッスル(ニュージャージー)とトシコ・ウィルドマン(カリフォルニア)から感動的な証があった。

宣教師達はその日、真のご父母様のお住まいであるイーストガーデンを案内されて見て回った。

 

米国家庭連合HPより

訳Harikawa

 

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