天一国憲法制定のための公聴会
陽暦7月10日
天一国法制委員会の主催で開かれた “天一国憲法制定のための公聴会”が天一国元年天暦6月3日(陽7.10)世界平和統一家庭連合8階の大講堂で長老と祝福家庭会別代表200人が参加する中行われた。
- 開会宣言
- 敬拝
- ソン・グンシク会長の報告祈祷
- 金孝律共同運営委員長の天一国の法制委員会経過報告と、天一国憲法制定の意義
- 梁昌植共同運営委員長の天一国憲法案の報告と質疑応答
- 閉会
の順に午前10時から12時まで約2時間進行された。
ソン・グンシク会長の報告祈祷の後、金孝律共同委員長が天一国の法制委員会経過報告と、天一国憲法制定の意義について説明した。
金委員長は”聖和式終了後、基元節が来て天一国元年が宣言された。今、実質的に、天一国という国家が現実に近づいた。天一国のアイデンティティを確立して、位相を正しく立てるために真の父母様の指示に従って、天一国の法制委員会では、天一国憲法を制定中である”と伝えた。
続いて金委員長は、”天一国憲法が確定段階ではないので、この公聴会という場を設けた。真のお父様の御言葉と天聖経の内容に基づいて作成されるべき天法であるため、意見を集約し、反映して憲法全文を完成させなければならない”とし、”絶対に焦らず、多くの時間の投入と諮問と研究を通じて完成することを心掛けること “を表明した。また、 “憲法という言葉は、権力の象徴、権限や地位ではなく、私たちの生活を真の愛と心情に根ざしてしっかりと保護してくれる規範”と伝えて、既存の政府の憲法や他宗教憲法との相違について言及した。
天一国憲法案を見てから、梁昌植共同運営委員長は”前職協会長を中心に天正宮で1次公聴会で良い意見が出された。今回の天一国憲法公聴会の参加者は36家庭〜124家庭、各家庭会会長会で40〜60年の間、ご父母様に仕えた指導者の皆様なので天一国憲法制定に大きな役割を果たすでしょう “と伝えて感謝の意を表した。
続いて梁委員長は、祝福家庭会会長会に”統一家は和解と一体の姿でお父様の偉業を継承していくよう指導していただきたい”と要請し、”現場の意見を最大限取り入れ、完璧な供覧(多くの人がともに見る)を可能にする会”になると述べた。
梁委員長は、天一国憲法規定を各3章に分けて報告した。天一国法制委員会と家庭会長は、一つ一つの章が終わるごとに憲法制定の参考にするための質疑応答の時間を持って活発な意見交換と議論を行った。
天一国憲法制定の主な案件をはじめ、天一国憲法用語の基準線をどのように決定するか(神学的にあいまいな基準など)について様々な意見陳述が続いた。
一方、天一国憲法は、全11章、13の主題、76の規定で成り立つ憲法の総綱1章では、神様、真の父母様、天一国の用語の概念と定義、第2章では、天一国国民の権利と義務、第3章から第11章までは天一国憲法の運用体系で構成される。
天一国の法制委員会は11日、機関企業長及び役員公聴会をはじめ、12日の元·現職の牧会者公聴会、18日、日本の現職の指導者公聴会、23日大陸会長と国家教会長代表、欧米の学者や専門家の公聴会など6回に渡って、国内外統一家全指導者の意見を取り入れて、食口達に供覧を行う予定である。
天一国憲法制定のための公聴会(第4回)
世界平和統一家庭連合が主催し天一国の法制委員会が主催する “天一国憲法制定のための公聴会”が天一国元年天暦6月5日(陽7.12)、鮮文大学校園和館アートホールで約300人の全国牧会者と公職者が参加した中で開催された。
今回の公聴会は、元教会長が参加した1次(陽7.8天正宮)、元老と祝福家庭会別代表が参加した2次(陽7.10連合本部)、機関企業長と役員が参加した3次(陽7.11協会本部)に続いて行われた第4回公聴会で、全国牧会者や公職者が参加する中で天一国憲法の制定の背景と経過を報告し、共有するための時間に用意された。
天一国の法制委員会キム・ジンチュン事務総長の司会で開かれた第4回公聴会は開会宣言、敬拝、イ・ギュサム忠南教区長の報告祈祷、金孝律共同運営委員長の天一国の法制委員会経過報告と天一国憲法制定の意義の説明、梁昌植共同運営委員長の天一国憲法の報告、質疑応答、閉会の順に進行された。
天一国の法制委員会経過報告と天一国憲法制定の意義について説明し金孝律共同運営委員長は、”天一国憲法が確定段階ではないので、この公聴会という場を用意した”と紹介した。金孝律共同運営委員長は、”真のお父様の御言葉と天聖経の内容に基づいて作成されるべき天法であるため、意見を収斂し、反映して憲法前文を完成さなければならない”とし、”焦らず多くの時間を投入し、諮問と研究で完成するだろう “と強調した。
梁昌植共同運営委員長は天一国憲法案見てから公聴会について全体的な進捗状況と天一国憲法の各条項を導入しました。天一国の法制委員会と全国牧会者は、各章の紹介が終わるごとに憲法制定の参考にするための質疑応答の時間を持ったし、これにより、活発な意見交換と議論を行った。
天一国憲法は、全11長、13の主題、76の規定に成り立つ憲法の総綱1章では、神様、真の父母様、天一国の用語の概念と定義、第2章では、天一国国民の権利と義務、第3章から11章までは天一国憲法の運用体系で構成される。
訳harikawa
コメント
神様は常に神様の心情に相対する一人の中心人物を選んで摂理されるのです。
神主義とはそういう経緯で明らかにされるものです。
これとは反対に民主的な方法で天一国憲法を制定しようという今回の公聴会は
たとえ亡き父の御言葉に元づくものであったとしても方法は父の評価する神主義ではなく民主主義です。
世界中のノーベル賞クラスの憲法学者たちや、世界中の統一信徒のリーダーたちをかき集めてきても
残念ながら所詮烏合の衆でしかないでしょう。
現在父が地上におられ指導されているのであれば何も問題はないのですが、今は事情が違います。
父が天界から伝授した思想を原理講論にまとめられた劉先生も、統一思想や勝共思想をまとめられた李先生も、余人をもってしては預かり知れぬ蕩減と精誠を尽くされ、中心人物としての責任を果たしてくださいました。これらの統一理論は民主的な方法でみんなで検討されてできあがったものではありません。
天一国憲法も本来、神や文先生と心情一致できた、選ばれた方によって制定されるのが本筋ではないでしょうか?
そもそも家庭盟誓こそが父がわれわれに与えてくださった天法ではなかったのでしょうか?
本然の世界では一つに円和されているものが、堕落世界では二つに分裂してしまうのが常です。
内的規範は宗教・道徳が担当し、外的規範は憲法を核とする法体系が担当しました。
イスラムでは内的規範を外的規範にも適用しようとする傾向があります。
日本の聖人、聖徳太子がかかれた十七条憲法は憲法というより宗教・道徳的色彩が強いものとなっています。
父は自分が為し得たこと、体得したことを真理として語ってくださいました。
もし我々の家庭が家庭盟誓の如く生きているのなら、ほとんどの生活上の問題は解決されることでしょう。問題があるとすれば堕落世界との関わりのある領域でしょう。
この世の憲法には国家権力が暴走して国民に害を与えぬような計らいがあることは、よく知られています。国進様はこの事情を喝破なされて地上天国をどのようにして創建するか青写真を語られました。
https://www.familyforum.jp/2012122415024
同じ頃亨進様が洗足の儀式をアメリカで成されたことは意義深いことです。
何故子女様が中心ではないのでしょうか?
残念でなりません。
堕落世界の憲法の発展上に本然の憲法の姿は有り得ません。
参考になるとすればサタンが先行して擬似的に誤って作った内容かもしれません。
さてどうしても作らざるを得ないとすれば、一体それは誰が果たすべきなのでしょうか?
その方は父の如く神の心情に完璧に通じていなければなりません。
しかもそれを父自らが証した方でなければならないでしょう。
恐れ多いことですが、それは父が自分にそっくりだと言われた御孫様、亨進様のお子様しかないように思われます。父の人生で神様に対する唯一の負債は、青春の日に御旨を初めて知り、御旨に立つまでは、
神様と関係のない生活をしていたことだと語られたことがあります。その恨を父と共に訓読生活をされた幼いお方が見事に晴らされたのではないでしょうか?
今回世界各国から集ったリーダーの皆様をはじめ、我々信徒はこのお方が天命を全うできるように、尽力を尽くし精誠を尽くし、父の如く成長される日に向かってお守りし仕えるべきでしょう。
家庭盟誓は100万年経っても訂正できない基準で精誠を尽くされたものです。
当然、ことあるごとに天一国憲法が修正されてよいとは思われません。
本当にこのような民主的な手続きで御心にかなった天法が制定できるのでしょうか?
はなはだ疑問に思えてなりません。その時々の編集者の基準によって聖書が編成されてきたことを思い起こさずにはいられません。イエス様の言葉一つでさえ、たくさんの解釈が生まれて来たことを思えば本当に憂慮すべき問題です。
少なくとも永遠性と絶対性を表す天一国という言葉に修飾された憲法である以上、父の威信を損なわぬように願いたいものです。
たくさんの参加者が民主的な運営に満足していた動画を見て危惧致しました。