フィリピン人統一教会員の堂々たるアウトリーチ

アメリカの統一教会公式サイトであるUnification Church Newsに掲載されている記事を紹介します。

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フィリピンの女性統一教会員を支援するために作られた団体が、今となっては米国における最も大きなフィリピン人団体の一つになりました。より良い家庭を築くことによって、社会や世界での複雑な問題を解決するために作られた団体です。

１９９０年、アメリカ人統一教会員の夫のもとに来たフィリピン人女性たちは、フィリピンから移住してきた統一教会員のために支援団体を創設しました。新しく会長となったJoy Theriotさんによると、２００７年にはメンバーの人数があまりに多くなったため、全米にいるメンバーたちを集めて家庭をベースとしたサービス指向の非営利的団体として全米フィリピン人国際共同体（Filipino International Community of America、FICA）を設立しました。

Theirotさんは、「FICAでは、全米のフィリピン人家庭に感化と力を与え、一つになっていきたいと思っています。FICAには２００から３００家庭所属していて、平均的な家庭は５、６人です。とても豊かなコミュニティです。」とインタビューで話していました。

FICAでは統一教会の信仰を持っていない家庭も受け入れいています。

またTheriotさんは、「会員向けのイベントを通して他のフィリピン人団体を集め、私たちのビジョンを提示しています。もしゲストたちが私たちのビジョンを気に入ってくれたら、オリエンテーションに招待しています。そこは１日原理講義を聞き、原理講論の１章から９章を聞いてもらっています。ここでは、私たちの信仰を共有することはしても、統一教会員になることを強制したり、無理に改宗はさせません。時には統一教会員でないFICAのメンバーたちが興味を持ち、感銘を受けて、祝福式（合同結婚式）に参加することもあります」と述べました。

FICAの会員は全米から集まっています。多くはニュージャージー、ニューヨーク、コネチカット、マサチューセッツ、シカゴ、フロリダ、ラスベガス、カルフォリニア、そしてカナダに住んでいます。今後シアトルにも展開します。

活動も幅広く行っています。内部の統一教会員の家庭のためには、夫と妻の関係をより深めるための「愛と結婚」をテーマにした活動もあります。社交ダンスを始め、家庭や結婚に関するセミナーなども行われています。小グループでのバンドや、フィリピンの伝統的なダンスのグループもあります。

さらに、一家庭あたりから５０ドルから１００ドルを集め、メンバーたちが病気で働けなくなった時や困った時に借りることができるプログラムも作りました。

Theriotさんは、「FICAに所属する若者の数は増えています。今ではFICAの青年団体もできました。リーダーはSammy Yap、そのアシスタントを務めるのはChristal TheriotとJennifer Theriot、そしてMisook MendoncaとMiyeong Mendoncaです。彼らは活動をまとめたり他の青年メンバーたちをサポートしています。」とも話していました。

FICA青年部が作られた目的は若者たちが原理のみ言の主人となることです。

「青年のメンバーたちには講義演習などを通して原理を教えています。若者たちが原理の主人になれたら、友人たちにも広めることができます。」

今年の４月１８日にはニュージャージーで、誰でも参加できるFICAのコンサートが予定されています。Theriotさんは、コンサートのゴールは原理を証しながらFICAをより大きな団体にしていくことだと話しています。６月にはFICA青年部が伝統的なフィリピンの踊りをウエストポイント陸軍士官学校でのアジア祭で披露し、フィリピンの文化の誇りを見せたいと思っています。

TheriotさんはFICAのメンバーたちにより会長として選ばれ、今年１月２６日にニューヨークで行われた就任式で正式に任命されました。会長としての今後２年間のビジョンは、良い家庭を築く為の教育や、他のどの団体よりも愛があり、頼る事ができ、活発的なフィリピン団体を、ために生きる実践によって作って行くことです。