韓国の経済月間誌「エコノミー・ジャーナル(Economy Journal)」2013年1月号に文国進・統一グループ会長のインタビューが掲載されました。ここではその翻訳を一部抜粋してご紹介します。
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昨年(2012年)末、大統領選挙の直後、統一グループ会長の執務室で会った彼には、一日中続いた(のであろうと思われる)会議と決裁で疲れた表情がありありと見えた。
記者に会う時には当然、愛想笑いでもして見せるのが人の常だが、彼はやはり「アメリカスタイル」だった。率直な表情と大胆な語り口が、むしろ記者を当惑させたのだ。
国家安全保障を語るときに感じられるオーラ(輝き)、また、トッポッキ(伝統的な韓国のもち菓子)が好きだと言う時の気さくさ、この対照的な姿を見ることににおいても、彼の誠実さがうかがわれる。
3歳の時アメリカに渡り、一生をアメリカで暮らしてきた文国進会長、世界的に有名な父(文鮮明師)を持った(彼の人生は)決して平坦な暮らしばかりではなかった。
だが2005年、グループの危機に、彼は 一も二もなく韓国行きを選び、米国での新経営ノウハウをもとに、統一グループの立て直しに成功した。
紆余曲折も多かっただろう。
人知れない涙も流しただろう。
人は彼を王子というが、彼自身むしろ乞食になりたかったのかもしれない。
しかし、彼は忠誠の心を尽くしてグループを導き、創立以来初の関連会社の黒字転換を成し遂げた。
(中略)
今年彼の仕事の焦点は、依然として低迷しているグローバルな経済状況の中で、「統一グループのリスクを最大限減らすこと」そして「強い大韓民国作りを、先頭に立って導いていくこと」この二つの課題として言い表すことができる。
この混沌の時代に、「文国進式リーダーシップ」がこのような重要な課題を、どのように解いていくのかが期待される。
つづきは、「統一グループ」の公式サイトでご覧ください。
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