当日の様子は、世界会長のウィークリーメッセージをご覧ください。
以下は、アメリカ統一教会サイトに掲載された記事の日本語訳です(公式訳ではありません)。
11月26日、文亨進世界会長は、米国で新しく選出された地区牧師たちを任命する際に洗足式を行うという前例のない式典をイーストガーデンで行われました。
足を洗う伝統は、ヨハネによる福音書の中で2000年前から始まり、現在も多くのキリスト教信徒たちが行っています。文亨進世界会長は、今回自らその伝統を実践されました。
約300人が参加した就任式は、ニューヨーク州アーヴィントン市にある教会のセンターで行われました。ここは文鮮明ご夫妻が約40年のアメリカ生活のほとんどを過ごされた場所でもあります。
最敬礼の後に、参加者たちは司会のマイケル•バルコム統一教会副会長のリードで「栄光の賜物」を歌いました。その後、梁昌植(ヤン•チャンシク)北米大陸会長が祝祷をされました。続いて文亨進世界会長は、教会本部のスタッフが地区の牧師たちに対して洗足を行う意義について「本部は現場に対して侍っていきます」と語られました。
文亨進世界会長はその後、ヨハネによる福音書13章にあるイエス様が弟子たちの足を洗う箇所を拝読し「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである(15節)。はっきり言っておく。僕は主人にまさらず、遣わされた者は遣わした者にまさりはしない(16節)。このことが分かり、そのとおりに実行するなら、幸いである(17節)。」と説明されました。
牧師たちに対しても、「イエス様はご自分が弟子たちよりも優れていることは肯定されていますが、彼らに対して侍ることは自分の力を弱めることではなく高めることだとおっしゃいました。真のお母様も、私たちに対して真のお父様が60年前に出発された道を同じように行ってほしいと願っていらっしゃいます。」と説明されました。(※1)
新しく就任した牧師たちはその後、誓約文を一斉に読み上げました。
そして、文亨進世界会長は、11名の他の本部スタッフと一緒に、牧師たちの前にひざをついて洗足され、その後、牧師たちは全米を代表した12名のニューヨークの教会員たちに洗足しました。牧師たちはそれぞれの地区に持ち帰り、教会員に相続するための聖和のロウソクの伝授を受けました。最後に、文亨進世界会長はそれぞれの牧師たちにお祝いの言葉を贈り、素晴らしい功績に対する感謝の表彰状を渡されました。
文亨進世界会長は今回の牧師たちが選挙によって任命されたことに対して、これまで韓国の指導の下にあったアメリカ教会を本来のものへと戻して行くための一歩であることを強調されました。
「私たちはよく新しい制度をゼロから作っているのだと思われがちです。しかし、実際は伝統を建てながら続けているのです。1982年に韓国のリーダーたちがアメリカに来て、その後アメリカ人の指導に変わり(1990年代後半)、伝道のピークを迎え(2008〜09年)、さらに文仁進牧師のラビングライフミニストリー(※2)ではネット中継によって全米の意識を一致させてくれました(2009年〜2012年)。これはとても重要なことでした。これからは本部がより現場を支えて行きます。無駄になった犠牲は一つもないということを知って下さい。神様は私たちの運動を発展して下さっています。ここにいる一人一人を見て下さい。我々は自ら新しい牧師たちを選出しました。素晴らしい方達です。
この牧師たちはアメリカ教会を指導していくために選ばれたことを頭に入れておきましょう。これはとても重要なことです。ここにいる一人一人はこれまで多くの信仰と精誠を夫婦共々模範的に捧げてきました。彼らは皆さんや全米の教会の代表です。
お父様は以前アメリカの選挙制度について『人が選び、天が承認する』と語られました。ここにいる選ばれた牧師たちは、お母様から直接に祝福を受けました。」
その後、文亨進世界会長夫人である李妍娥様が牧師たちに就任の表彰状を渡されました。
最後に文亨進世界会長は各牧師に祝福の言葉を贈り、最後に梁会長の億万歳で締めくくりました。
(※1)新共同訳
(※2)ラビングライフミニストリー:2009年から文仁進米国統一教会会長(当時)の指導のもと始まったアメリカ教会の聖日礼拝。全米の食口たちがネット中継で視聴できた。
原文:Foot-Washing Ceremony Marks District Pastor Ordination at East Garden
翻訳:美南
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