誰かを愛したくない時があります。

あなたの敵を愛しなさい。
あなたを憎む者に善を行いなさい。
あなたをのろう者を祝福しなさい。
あなたを侮辱する者のために祈りなさい。 
      (ルカ6:27-28)

誰かを愛したくない時があります。
その時には、私たちの心は鋭敏に、その人の非を挙げて、
批判や非難を始めるのです。

その正しさで、愛さないことへの反省や、
愛しようとしないおのれの冷たさを忘れ、
信仰と正義に立って、おのれの行動を正当化し、
自己を義とするのです。

キリスト者と教会に満ちる
冷たさとトラブルがこれです。

その時には、
愛や、やさしさや、暖かさを
お求めになる神様のみこころは、忘れられ
しりぞけられて、 私たちを支配するものは、
おのれのみこころであり、好悪の感情であり、
自己を正当化してやまない恐ろしい冷たさです。

その冷たさに、自分で
気づく人も、一人もいないのです。

                       霊想の糧三百六十五より

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