「共産主義」はもう終わったのでしょうか?
「共産主義」という言葉自体、今時の若者たちの間では、もはや「死語」「オワコン(終わったコンテンツ)」とも言えるかもしれません。
共産主義による影響や問題など、もはや現実にはないのでしょうか?
また、「左翼」や「リベラル」「社会主義」などと「共産主義」はどのような関係にあるのでしょうか?
共産主義について考える上で、文鮮明先生のみ言を改めて振り返ってみたいと思います。
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共産主義は、今まで偽装戦術を使って世界的な侵攻を敢行してきました。これはあくまでも、サタンであるということを、我々ははっきり知らなければなりません。悪を中心として活動体系を整えてきたのが共産主義です。これは確かにサタンの業です。このようなサタンに対して、我々が果たして勝利し得るか――これが問題であります。(『み旨と世界』「生涯においてなにをなすべきか」より)
共産主義の悪らつな、サタンの悪魔的な哲学に対して、ブレーキをかけ、それを克服し、解明した内容を提供した宗教がなかった。現実の宗教界すべてにも、新しい方向に導く内容を提示する何ものも、なかった。こういう世界の交流する、入り乱れたこの時点にあって、我々統一教会以外に、こういう内容を、こういう思想をもって、訴えるところがないと考えた時、我々の今の立場というものが、重大な位置にいるということを忘れてはなりません。(『み旨と世界』「私自身」より)
サタンはいかなる神でしょうか。サタンは淫乱の神です。そしてサタンは終末に神様を否定し、神様の教会を否定し、神様の家庭的伝統を否定するのです。そのような現象が起こる時が終末(末世)です。現在、全世界的にそのようなことが起こっているのを見ても、共産主義がまさしくサタンの役事によって生まれた主義であることが分かります。(『祝福と理想家庭』より)
神様は、この地上で真の自由を探し出そうとされていらっしゃいます。自由に対する最大の脅威は共産党独裁です。共産党は、既に一億五千万もの無実の人の命を奪いました。その中の犠牲者の多くは宗教人です。私も北朝鮮の共産党の強制収容所からかろうじて生きて出てきました。共産主義は、今日の世界における最悪の非人道主義です。(『真の御父母様の生涯路程7』より)
神様に代わり、民族のために歩んできた皆さんが反共講義をするのは、何人かの人のためではありません。復帰途上において、共産主義は必ず撃破すべきサタンの勢力であるためです。(『真の御父母様の生涯路程4』より)
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以上、文先生が語られた、み言のほんの一端をご紹介しました。
2021年を迎えたこの時に、
共産主義の本質とは何か?
共産主義の問題点とは何か?
共産主義はもう終わったのか?
改めて、考えてみてはいかがでしょうか?
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