第二節 真の父母の責任と特権
1 人間世界が堕落の病にかかったのですが、病を治療してあげる医者は、神様しかいません。歴史時代に数多くの宗教がありましたが、その宗教の教祖たちは、 伝達者にすぎません。薬を調剤するにおいて、天が提示したその調剤法に従って調剤し、それを伝達する人にすぎないのです。それでは、最後の人間救援の完成 は、どのように帰結するのでしょうか。薬を飲んだからといって、治療を受けたからといって、完全に救援が完成するのではありません。最後は、神様の命令に 一致できる過程を経なければなりません。そのようにしなければ、完全救援摂理はありません。
霊界と肉界の人間救援
2 メシヤは、人類の前に現れるとき、平等な思想をもってきます。神様は公平であられます。したがって、メシヤは、堕落した人間を救うための救い主として来 るため、どのような人間であれ、救ってあげるためには公平に対してくれます。公平な目的と、公平な時代的環境をもってきます。ですから、メシヤと一つにな る人は、メシヤの弟子になることができます。そして、メシヤはどのような道を行くのでしょうか。メシヤは、人間世界の地獄から、一番の栄光の立場にまで行 くという話が成立します。人類の救いのためには生命を差し出し、行けない所がないというのです。
3 歴史を振り返ってみるとき、歴史上、数多くの預言者、烈士たちが存在しました。彼らは、外的な統一は果たしましたが、心と体の心身統一は果たすことがで きなかったので、根本的な限界に突き当たらなければなりませんでした。
しかし、今、神様の真の愛を中心に、真の父母がこの地に顕現して真の家庭をつくり、統一した理想社会を実現していきつつあるので、神様の救援摂理の主流圏 を形成するようになりました。
真の父母様は、神様と人類を接ぎ木してあげる仲保者です。人類は、真の父母なしに神様のみ前に進むことができません。真の父母は、人類を堕落から救援して あげる唯一の道を提示してくれる方です。
コメント