天一国経典天聖経訓読映像(第二篇三章三節28〜30)

 

王権復帰

28 本来、アダムが完成すれば、天国の父が完成し、エバが完成すれば、天国の母が完成し、それで家庭の主人になれば、家庭的天国の王権が生まれるのです。 ですから、アダムとエバは、個人的王であり、家庭的王であり、氏族的王であり、民族的王であり、国家的王であり、世界的王になるのです。このように国家基 準を越えることができる時が来たので、サタン世界の王権を踏み越えて、天の世界の王権を設定することができるのです。その日が、一九九〇年三月二十七日 (第三十一回父母の日)です。

29 先生は、世界的な家庭迫害を解消するために七年路程を行きました。家庭解放のために、十字架の道を行ったのです。ですから、先生が家庭の王にならなけ ればならないのです。家庭で、長子の王、父母の王、家庭の王になることが、創造理想と摂理観的な立場でアダムに任せられた責任でした。一つの家庭で天国全 体の理想的基準を立て、天国の型にはめようとしたことが失敗したので、すべてなくなりました。アダム一代から数千代、今まですべてが空になったのです。偽 りの父母が空にしたものを、真の父母が来て、神様に代わって主人となり、再び成し遂げなければなりません。真の父母になり、真の神様の愛を中心として、真 の生命を中心とする祝福の基盤を連結し、血統を転換することによって、サタンと関係のないアダム家庭完成型をつくるのです。

30 天父主義とは何でしょうか。第一は兄弟権復帰、第二は父母権復帰、第三は王権復帰です。民主世界には王という概念がありません。民主世界は兄弟主義で す。平面的に見るのです。兄弟主義ですが、兄弟主義の世界ではお互いに闘います。「あなたのもの、私のもの」と言いながら、争奪が繰り広げられるのです。 民主主義は闘いの概念です。与党と野党が闘います。その内容は、王権を互いにもとうとすることです。大統領は、王権ではありませんか。これが行ったり来た りして搾取しようとするので、うまくいかないのであって、絶対的な王が現れれば、問題ではありません。絶対的な平和の世界が訪れるのです。

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