長子権復帰は愛によって
14 自分が勝利しようとすれば、出ていかなければなりません。出ていって長子権を復帰しなければなりません。その長子が、弟の次子を兄として侍り、「祝福 はお前によって受ける」と言えるようにならなければなりません。そうして、長子が次子の立場になり、次子が長子の立場に上がらなければなりません。そうし て長子が、「お前が私の代わりに上がりなさい」と押し上げてこそ、長子権氏族から長子様民族へと進むようになります。このようにして一段階ずつ上がってい くのです。長子が代わりに押し上げてくれてこそ、上がっていくのです。そのままでは上がっていけません。このような原理的な内容があるので、長子権復帰基 準を完成しなければなりません。そのようにしなければ、神様の摂理を成し遂げることができないというのが宗教歴史の秘密です。それで、真の宗教の道を行く ためには家を離れなければなりません。国を捨て、家を捨てて出家しなければならないという話は、このようにして出てきたのです。
15 サタン側はカインです。兄です。天の側はアベルです。この闘いです。神様は、長男を愛したのちに次子を愛するようになっています。カインである長男 は、サタン側です。長男がサタン側になったというのです。その長男を救うために、アベルを立てたのです。アペルを立てて、長子権を復帰するのです。長子権 を復帰するのに、拳で責め立ててするのではなく、愛で感動させなければなりません。愛で溶かして復帰しなければなりません。愛したという立場に立たなけれ ば、愛して彼らが振り向くまでは、自分の息子、娘を愛することができません。神様は絶対的な神様なので、創造理想から見るとき、本来、長子が先に愛を受け るようになっているのであって、次子が先に愛を受けるようにはなっていません。
16 先生は、自分の妻よりも、子供よりも、サタン世界をもっと愛したかどうかが問題になります。妻や子供をより愛してはいけません。神様は、アベル圏を愛 する前に、カインを先に愛さなければなりません。そして、カインを愛する以上にアベルを愛してはいけないのです。最初の息子をもっと愛さなければなりませ ん。長男がサタン側に行ったので問題なのです。ですから、救援歴史がこのように長くかかったのです。血統を通して、血が系統を通して連続的につながってい るので、血統を浄化して長男を愛し、その愛する位置にすべての天の側の人々が立たなければ、天国に行くことができません。ですから、救援摂理が今まで延長 されてきたのです。
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