2018 中南米ファミリーフェスティバル 真のお母様のみ言
[2018中南米 希望前進大会]
☆ 日時:天一国 6年天暦 6月 23日 (陽 8.4 土)
☆ 場所:ブラジル・サンパウロ、アリアンツ・パルケ
尊敬する内外貴賓の皆様、特に南米全域から参加された宗教指導者、政治指導者、学界指導者、平和大使の皆様、また家庭連合の祝福家庭と、私達の未来に責任を負う青年連合、CARP、祝福2世・3世の子女の皆さん、愛しています。(拍手)
私たちは全世界で起きている多くのことに対して、果して私たち人類の未来があるのかという問題に対する答えを得ることが、とても困難になっています。
問題は、人間の頭と人間の知識では限界に逹したということです。人間の無知によってこの美しい地球星が疲弊し、病に侵されています。
このような時に、どうして傍観していることができるでしょうか。創造主、神様を迎える運動が起きなければならないでしょう。そうしようとすれば、私たちは神様がどのようなお方なのかを知らなければなりません。創造主である神様はご自身のかたちに似せて万物世界を創造されました。植物世界では雄しべと雌しべ、鉱物世界ではプラスとマイナス、動物世界では雄と雌を創造されて、最後に人類の先祖になり得る男性と女性を創造されました。
特に人間には、成長期間という責任をくださいました。神様を絶対的に迎えて、一つになった立場で成長し、神様がご覧になって完成したという位置で、祝福を受けて人類の先祖の位置に進み出るように時間をくださいました。ところが成長過程の途中で欲心が生じて堕落したのです。それが今日の人類です。それにもかかわらず、創造主である神様は、始まりと終わりが同じお方です。全知全能であられるお方です。けれども人間に責任を与えた関係により、人間が堕落したからといってもう一度創造することはできません。それで恨み多く、孤独な蕩減復帰摂理を始めるようになったのです。
それで私はきょう「人類文明史から見た天の摂理の終着点はいつだったのか」についてお話ししたいと思います。
聖書で言うように、神様は選民としてイスラエル民族をお選びになり、育てて来られながら、4000年ぶりにイエス・キリストを送ってくださいました。40年でもなく、 400年でもなく、 4000年という期間がかかったのです。しかしながら、それがどのようになりましたか。イエス様を誕生させたマリヤやザカリヤ家庭、ユダヤ教、イスラエル民族は、イエス様が責任を果たすことのできるように、環境圏になって差し上げなければならなかったのです。十字架で亡くなられるその場面でも、選ばれた人々はすべてどこかに行ってしまい、右側の強盗と左側の強盗が同伴しました。その時、左側の強盗はイエス様を罵りました。ところが右側の強盗は左側の強盗を咎めました。私たちは犯した罪があるので十字架に架かるけれども、このかたには罪がないと言ったのです。その時イエス様は何と語られましたか。
右側の強盗に対し、「あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」と語られました。楽園(パラダイス)とは何ですか。天国ではないのです。それでイエス様は、「また来る」と語られたのです。また来て、「小羊の婚宴」をするというのです。イエス様は真の父母の位置に立つために誕生されたということです。
イエス様の十字架の後、「また来る」と語られたそのみ言を信じ、多くの信徒たちが迫害を受けながらも、その日を待ちこがれてきました。聖霊の降臨で使徒たちによって、キリスト教は出発します。300年が過ぎてローマの公認を受けながら、イタリア半島を中心に、ヨーロッパ大陸を経てイギリスの島国にまで行くようになります。
しかしその間に、イエス様の本質が分からない彼らは、人間的な考え方で制度を作ってキリスト教を導いて来ました。それがカトリック教会です。そのような時、イギリスの王、ジェームズ一世がヘブライ語(およびギリシャ語)だった聖書を英語に翻訳して、宗教の自由を願う新教の運動が始まります。
そして17世紀に、ピルグリム・ファーザーズという清教徒たちが、神様を直接私の家庭に迎えるという、宗教の自由を求めて向かったのが今日の北米です。
この南米は旧教・カトリック圏として、物質を追い求める立場で移民するようになったのです。南米と北米は体と心の形態であると話しました。心は信仰を追求し、体は物質を追求してきました。しかし体と心は一つにならなければならないのです。お互いに分離していては、存在価値がありません。
それで私はこの南米において、特に北米と一つになることができる環境をつくろうと努力して来ました。20年余り前、世界人類のための食糧問題の解決と、人間が生きて行くにおいて一番必要な水と空気・酸素、これらが無知な人間によって消えていく、このような今日の現象を予知したために、アマゾン川流域とパラグアイ川流域を中心として摂理を始めるようになったのです。
しかし、今、人類は切実に渇望し、感じています。そのために、南米の33ヶ国が北米の50州と一つになり、創造主である神様が創造されたこの地球を守るために、中心的な位置に立つことができる、そのような機会を持とうと、きょうこの場に来ました。(拍手)
世界には多くの国々がありますが、利己主義、個人主義で自分の国だけのために生きようという立場では、平和もなく未来もありません。70年余り国連がそのことをするために努力してきましたが、結局のところ一つになる道ははるか遠くです。(拍手)
ですから宗教界や政界、思想界の国境線が、これ以上存在しない、一つになることのできる中心は、創造主である神様、天の父母様を、私たちの父母様として侍る道以外にはないのです。(拍手)
イエス様が「また来る」と語られ、また来て「小羊の婚宴」をするというのですが、その意味は何でしょうか。 キリスト教圏において、「また来る」と言われたメシヤを迎えることができる相対は独り娘です。その独り娘はキリスト教の基盤を通じて誕生するようになります。
1943年に神様の送られた独り娘が誕生しました。(拍手) 韓国は解放とともに南北に分断されました。そのような状況で、私の故郷は以北です。神様は私に成長期間、育つ時間をくださらなければなりませんでした。しかし(南北分断は)外的に起きた深刻な事件でした。南北が分断されて、北朝鮮は共産体制として南の韓国を占領する準備をすべて備えている時でした。しかし南の韓国はまだ無防備状態でした。
しかし天は、私のために時間をくださいました。それで私を南下するようにされ、2年後に6.25動乱が起きた時には、私のために天は16ヶ国の国連軍を送ってくださり、韓国を守ってくださいました。これが奇蹟でなくして、何が奇蹟なのでしょうか。6000年の間創造主である神様は、堕落した人類を自分の息子娘として抱こうと、どれだけ苦労されたのか分かりません。しかし人間として勝利した真の父母が現れるまでは、堕落した人類としては神様の懐に帰ることができないのです。ですから、最後の天の父母様の夢を、成し遂げて差し上げなければならない独り娘の誕生に対して、よく成長してそのみ旨を成就することができるまで天は保護されました。そして1960年に真の父母の位置に上がりました。(拍手)
そのために堕落した人類を、神様の息子娘として生んでくださる重生復活の祝福結婚を始めるようになったのです。(拍手) 今まで旧教や新教すべての他の宗教は結局、真の父母の祝福を受けて、神様の息子娘となることが願いです。宗教の壁、人種の壁、すべての壁を越えることができる、一番正しい答えです。
イエス様の時も同じでしたが、真の父母の位置に上がった救世主、メシヤは、キリスト教圏が環境になって差し上げることができませんでした。彼らは何が神様に侍る道なのか分からなかったのです。神様の本質が分かりませんでした。イエス様の本質も分かりませんでした。彼らが待たなければならない方は、真の父母であることが分からなかったのです。そのために多くの迫害があったことも事実です。しかしもう時が変わりました。世界で起きているすべての難問題は、人間の力では解決する方法がありません。神様を知り神様に侍らなければ解決方法がないのです。真の父母により結婚祝福を受けなければ、真の子女の位置に進むことができないのです。
きょう、この時が来るまで58年かかりました。しかし天の父母様は真の父母とともになされるので、新時代、基元節を通じた天一国時代を開いていっています。(拍手) 今回アフリカ・セネガルでのサミット会議を通じて、アフリカに多くの宗教指導者が祝福式に同参しています。11月には南アフリカ共和国で10万名の祝福大会をするという報告を受けました。こうしたことは人類が望む夢です。いかにして人類一家族の夢を成し遂げますか。中心に創造主・天の父母様と真の父母を迎えた位置で、世界すべての国々は兄弟姉妹として、人類一家族の夢を実現することができるのです。(拍手)
その道に進んでいく私たちの祝福二世三世、未来の希望であり、主役になることができる若者たちが、世界に向かって活発に進んでいます。(拍手)
このような時に世界を一つに束ねることのできる世界平和高速道路を提唱しました。最南端のチリ、サンティアゴから北米を経て、アラスカを経て、ユーラシアを経て、韓国に行く世界平和高速道路を、皆さんが心を合わせ早い時期に成就できるように、ともに行きませんか。(拍手)
家族という言葉は、お互いに疏通しなければなりません。遠く離れていてはその情を大きく感じることができません。人類一家族の夢について、互いに早い時期に疏通することのできる平和高速道路が必要なのです。(拍手)
それで私はきょう、この南北米が地球全体を見る時に背骨のような位置で真の父母様とひとつになり、世界に向け、人類に向けて希望を与え、このアマゾン地域を私たちが保存しなければならないでしょう。(拍手)
20年余り前に、それを中心とする多くの準備をしました。それで私は HJマグノリア財団をつくり、世界を抱き、生かし、食べさせることのできる、そのような南北米としてつくりたいのです。(拍手)
言葉だけでなく、実際に私たちがそのように決心して、一つになって動くようになれば可能なことです。そのようになる時、天が祝福したこの大陸が天の前に責任と頌栄を捧げる、神様に侍った神中南米になることを祝願します。(歓呼、拍手)
ありがとうございます。
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