聖書に記された「鉄の杖」とは、一体何を意味しているのだろうか?
改めて『原理講論』に目をやると、以下のようにはっきりと書かれている。
「イエスも彼自身を表示する鉄の杖によって、この苦海の世界を渡り、神の創造理想世界へと全人類を導いていかなければならなかったのである」
(ヤコブ路程を見本として歩いたモーセ路程とイエス路程 p.347)
「鉄の杖は神のみ言を意味する」
(モーセを中心とする民族的カナン復帰路程 p.369)
「黙示録一二章5節に、『女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた』と記録されているのである。ここで言っている鉄の杖とは、罪悪世界を審判して、地上天国を復帰する神のみ言を意味する。(中略)世を裁かれるイエスの口のむち、舌と口の息、すなわち彼のみ言こそが、その鉄の杖なのである」
(イエスの再臨は地上誕生をもってなされる p.572)
以上の解説からも、「鉄の杖」とは「神のみ言」を意味し、また、「神のみ言」を語られるイエス、さらには再臨主、「メシヤのみ言」こそが「鉄の杖」であるということが理解されよう。
「鉄の杖」とは「神のみ言」「メシヤのみ言」を意味しているのである。
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