Viewpoint サイトに世界日報の記事がUPされていたのでご紹介します。
ご覧ください。
米国のリチャード・ニクソン大統領も「ウォーターゲート」で「私は詐欺師でない」として隠蔽(いんぺい)に汲々(きゅうきゅう)とし、検察捜査も免責特権で邪魔した。朴槿恵大統領も大同小異だ。「私は一銭も取っていない」と特検調査を拒否し、最後まで必死にあがいたのも似ている。
ニクソンが2年余りの戦いの後、1974年8月に辞任演説をする。「個人的にはいくら苦痛でも最後まで行ってみたかった。しかし国益は個人の利益より優先しなければならない」と。
朴大統領の境遇はニクソンより惨めだ。参謀や側近の裏切り、国民世論は10人中8人が弾劾容認、司法処理を要求する。保守も進歩も憎悪心で殺気立っている。弾劾されれば右派が、棄却されればろうそくデモ勢力が騒ぎ立て国は混乱するだろう。
だが破局を免れる方法がある。「名誉退陣論」だ。朴大統領の個人的不幸を最小化し、国の混乱を防ぎ、国民統合のためだという大義名分もある。
二つのシナリオがある。一つは憲法裁判所が棄却して朴大統領が辞任する。二番目は朴大統領が自主的に下野を発表して、政治的合意で司法処理を免除する案だ。朴大統領は退任後、年金と前職大統領の特典を受けながら私邸で隠居し老後を送る。実現させるためには朴大統領が誤りを認め、率直に謝罪することが前提だ。
ニクソンは辞任後、再評価を受けることができた。朴大統領がニクソンと同じ道を行こうとすれば、遅くとも来月初め頃、声明をださなければならない。「最後まで行ってみたかったが国益のために条件なしで辞任する。国益は個人の利益より優先しなければならない」。
(白永喆(パクワンギュ)論説委員兼論説委員、2月23日付)
※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。
コメント
恐ろしいほど偽善的な論調ですね。
ニクソン氏のケースとは全く似ていないことを何故隠蔽し 美しく説教するのですか?
ニクソン氏退陣は米国の政治の浄化作用のためでした。
しかし韓国の場合は政治革命を意図した弾劾闘争であるという点を何故意図的に曖昧するのですか。
左翼政権樹立のために朴弾劾をすすめ、結果として中国・北朝鮮によって東アジアに地殻変動を起こす
ことを意図していることは明明白白のことです。
勿論、朴氏の過ちは国民世論よりも側近政治に陥り、最後はその側近に裏切られ自縄自縛になり 辞職するのが当然です。
しかし辞職しても左翼陣営は大統領選挙勝利のため徹底的に追及の手を強めるだけであり、目的地である日韓協力破壊 更には韓米同盟の命題「サード」破棄を達成するまで徹底的に朴氏を追及することは自明です。辞職だけが目的ではないからです。
さらには父親の朴元大統領の政治的遺産まで根本的に破壊し尽くすまで 朴氏を追求し続けることは
すでに「ろうそくデモ」の主導勢力によって明らかになっています。
これらのことを知っていながら 何故「ニクソン氏」と比較して 国民を誤導するのですか。