[本部からのお知らせ] 火傷治療中の食口たちの状況についての報告(韓国本部家庭局)

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韓国世界平和統一家庭連合公式ホームページ(日本語版)より

文化広報局  2013.09.09 

食口の皆さんが周知のように、天宙聖和一周年行事を前に、「日本人食口焼身事件」が起きました。まことに残念で衝撃的な事件でした。

 8月22日の事件直後、軽微な火傷を負った日本婦人食口Cさんは、清心国際病院で応急処置を受けて治療中でしたが、その後、日本に帰国して現在、日本で治療を受けています。

 深刻な火傷を負った加害者であるA食口と、被害者であるB牧師は、韓国で最高の設備を備えた、ソウルの火傷専門病院の重患者室にすぐに搬送され、現在も最善を尽くして24時間、集中治療中にあります。

 B牧師の場合、保護者の同意の下に1回の手術をして、状態が少しずつ好転してはいますが、50%程度の火傷なので、まだ安心することはできません。ウイルス感染などを心配し、外部接触を統制しながら治療中です。

 加害者である日本女性A食口の場合、90%の全身火傷状態であり、あまりにも危険で、残念ながら手術をしても好転する見込みは希薄であるとして、現在、酸素呼吸器で生命を延長しています。

 韓国本部と日本本部は、事件直後に即時、日本と韓国の総会長を中心に実務者会議を重ねながら、最善の治療のための努力に心血を傾けています。日本本部では、日本人A食口の父母に会って娘さんの状態を説明しましたが、父母はすでにA食口と家族の絆を切って久しいために責任を負うことができないという反応で、全く関心を示さず、父親が中風を患っており、母親も精神が薄弱な状態です。

 韓国本部では、A食口のために総務局と家庭局が先頭に立って、既に離婚した状態でしたが、前の夫と相談しながら、患者と家族のために最善を尽くしています。梁昌植会長は事態収拾のために、前の夫のHさんと相談して法的親権者である長女をアメリカから帰国させ、万一の事態に備えています。すでに入院時からA食口の状態があまりにも危険だったので、病院側では娘さんには、「回復の見込みがない」という残念な消息を伝えました。娘さんは「どうか母が苦痛なく霊界に行くようにしてほしい」という切なる願いをして、学業のためにアメリカに帰りました。韓国と日本の本部は、在韓日本食口一人を任命し、B牧師の夫人と共に患者を世話しています。

 加害者であるA夫人は6500双韓日家庭で、夫が渡米して公的な活動をし、夫は今は韓国の摂理機関で働いています。夫人は最近、数年前から5人の子供を無視して頻繁に家出をし、行方不明になるなど、情緒的にひどく不安な状態を見せてきて、夫と周囲の食口が大きな心配をしていました。離婚も、夫の同意なしに一方的に日本で書類を整理しており、家族と断絶した状態が長くなりました。

 このような状況について、梁昌植会長を通して報告を受けられたオモニムは、昨年(2012年)から、夫をニューヨークに本部を置く摂理機関で働くようにして子女たちを世話するように措置されました。あげくに夫人が精神的に不安定な状況で、継続的に行方不明になった状態の中、今回の事件が発生したのです。

 夫のHさんは、模範的に献身してきた公職者として、ただちに事態の収拾に乗り出しましたが、法的権限がなく制限があり、親権者である長女がアメリカから韓国に帰国し、事件捜査に積極的に協力して捜査当局の質疑に誠実に陳述しました。

 今は、もしもの場合に備えながら、医療陣が最善を尽くして治療してくれることを願いながら祈祷するのみです。以上が今までの進行内容です。

 マスコミでも、初期にこの事件に焦眉の関心がありましたが、多くの情況から見て、長い間精神疾患に近い症状を患ってきた人の突発的な行動だと結論を出し、それ以上拡大せずにいます。

 これらの厳然たる真実があるにもかかわらず、一部では、生死の岐路に立った一食口の切ない事情を、政治的な目的のために、いろいろな背景を歪曲して拡大、糊塗しています。誰にも助けにはならないこのような振る舞いは、患者と家族のためにも、即時中断しなければなりません。今、この時間も生死を行き来するつらい闘病をしている二人の食口のために、共にみ旨の道を歩む食口として心のこもった精誠を捧げるべき時です。

 どうか彼らが、天の父母様と天地人真の父母様の保護の中で、一日も早く快復することを祈祷いたします。また二人の快癒を願う誠金も、家庭局で集めています。韓国本部では、いったん家庭局長の指揮の下に毎日の状況をチェックし最善を尽くしています。心配してくださる食口の皆様に感謝いたします。

 

 天一国元年天暦8月4日(陽暦年9月8日)

*お二人が一刻も早く快癒します事をお祈りいたします。 9月6日時点での公的情報によりますとB牧師は意識もはっきりして奥様の呼びかけにも、うんうんとうなずいたりしていたそうです。最後にお会いした時と比べてずいぶん回復されていて皆さんずいぶん喜ばれたと聞きます。しかしまだ、手術も繰り返さなければならず、感染症にも最大細心の注意を払う必要があり、大変な闘病をされておられます。皆様の祈りの協助をお願いします。

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