Dr.マイケルバルコムの書簡
2013年2月26日
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
基元節に至るまでの皆さんの努力と精誠に感謝します。 真のお父様が、私たちがほとんど思い出せないほど以前から語られ、待ちわびて来られた日に、お父様がただ一つ地上に残された仕事を成し遂げようと、勇敢にただ一人で立たれる真のお母様を見て本当に感動しました。お母様の真剣なお姿は、この重大な行事の重要性と厳粛さをまさに反映したものでした。行事の後の午餐会の席ではまったく打って変った御様子で、まるで大きな肩の荷を降ろされたかのようでした。
基元節以降、私は世界200カ国から国家の指導者が集まった世界指導者会議(World Leader’ Assembly)に参加しました。この会議の精神と目的は真のお母様の、将来を見越した2020プロジェクトに則して次の7年間の見通しについて行われました。全能の神、わたしたちの天の父母様の力が共にあるならば、間違いなく真のお父様の目標と夢を実体化できるという自信と確信を自分と共有して欲しいと今、お母様が願われていることが私にははっきりと分かりました。
この会合は2月23日、基元節の翌日にUPFワールドサミット2013の開会と共に始まりました。多くの皆さんが御存じのように私はUPFで7年間仕事をして参りましたが、今回の総会ほど印象的なものは過去にありませんでした。十数名を超える現職の大統領、首相が貴賓として参加したのです。“アベルUN”の精神が具体化したと感じることが可能なほどです。その夜40名以上の大統領夫妻、首相夫妻らが真のお母様に天正宮に招かれて、お母様は一人一人挨拶されて写真を撮られました。
2月24日の朝、国家の責任者ら全員が天正宮に集まり訓読会の後、祝勝会を開きました。梁昌植会長から天の父母の日から基元節にいたる2週間の準備を含む包括的な報告がなされました。皆さんも報告に関する写真をご覧になったでしょうか。
お母様は手短にしかし強い説得力を持ってお話しされました。ここでもまた、お母様のビジョンと信念に感銘を受けました。お母様の意識はすでに基元節を越えてその先へと進んでおられ、私たちもお母様に見習わざるを得ないのです。もうすでに皆さん読まれたように、すべての家庭が21日の祈祷とその他の精誠条件をもってこの新しい時代を素晴らしく出発しようというものです。
ところで、責任者会議は今まだ半ばというところです。2020プロジェクトについて多くの話を聞き、また真のお母様が新たに着手された教育、伝道の計画についても聞きました。グループごとに各大陸から成功例の素晴らしいケーススタディについて報告をしていきました。まもなく各地域の暫定的な戦略的計画の発表を聞くことになるでしょう。私の番では計画策定や目標を固めて行く上で助けになる、新たに選出された国民評議会National Councilの役割を強調するつもりです。
またわれわれの大陸会長である金ギフン氏や新たに拡大されて合衆国と同じリージョンになったカナダやカリブ海諸国の責任者たちとも頻繁に会う機会がありました。ここで再度認識したことは、アメリカを希望の思いで見つめる国の多いことと、そしてそれらの国が天の父母様と真の父母様の目標実現のためにアメリカがよき“長子”として手助けしてくれることを期待し信じているということでした。
終わりにあたって個人的なことですが、私は喜びと共に謹んで報告すべきことがあります。それは「天の父母様の日」の朝にお母様が発表されたとおりに私を会長職、および国家責任者(National Leader)の職を世界基督教統一神霊協会USA(HSA-UWC USA)の役員会が承認したことです。前任者の穴を埋めることの大変さをいつも感じながら、しかし最善を尽くしてアメリカのすべての兄弟姉妹を代表し奉仕していくつもりです。皆さんの継続的な祈りと、それ以上に誠実な示唆と率直なフィードバックをよろしくお願いします。
最後になりましたが、皆さんと共に亨進さま、ヨナさまへ感謝の気持ちを送りたいと思います。アメリカの統一運動が大変に困難な時に最高の努力をして下さいました。お二人はわれわれが最も必要とする時に癒しと希望のメッセージをもたらして下さいました。今回、お二人は真のお母様に、世界会長としてのより大きな責任に集中することを求められました。ここ清平にそれぞれの国を代表してやってきた多くの教会責任者たちは、もう熱心にお二人の自国招待を計画しています! 私は3月初めにアメリカ合衆国に戻り基元節後はじめての説教と報告を3月10日の日曜日、ワシントンDC地区で行う予定です。 皆さんと皆さんの家族に神様の祝福がありますように。
Dr.マイケルバルコム
訳)Harikawa
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