相田みつをの詩『自分の番 いのちのバトン』

日本語

1975年に相田みつをさんによって制作された詩『自分の番 いのちのバトン』をご紹介します。

 

 

自分の番 いのちのバトン

 

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で 千二十四人

二十代前では ――?

なんと百万人を越すんです

 

過去無量の

いのちのバトンを受けついで

いま ここに

自分の番を生きている

それが

あなたのいのちです

それがわたしの

いのちです

 

みつを

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