[新聞掲載謝罪文・1978年] 根拠のない異端規定に「恥」さらした異端専門家

2015.06.12 16:10:56 |天地日報

 

根拠のない異端規定に「恥」さらされた異端専門家

 

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▲(故)タクミョンファン国際宗教問題研究所(現現代宗教)所長が日刊紙に掲載した謝罪文。 (資料提供:法教会)

異端の研究先覚者といっていたが、離脱者の言葉だけ聞いて「誹謗」の研究
「離脱者たちの資料に多く間違いあり」日刊紙に謝罪声明

[天地日報=ガンスギョン記者]韓国プロテスタント系が異端研究分野の先覚者と仰ぎみる(故)タクミョンファン国際宗教問題研究所(現現代宗教)所長の過去の行跡がまな板に上がった。タク所長から受け継がれてきた韓国教会の異端取り組みの根を横に振った内容である。

法と教会(Law&Church)の報道によると、1970年代タク所長は、世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)の非倫理的集団、政治集団、新型共産主義、社会的集団と出版物のスライド講演会記者会見などを通じて誹謗したが突然逆転させる謝罪文を日刊紙に掲載した。

問題となるのは、彼がなんら根拠もなく家庭連合を一方的に問題がある集団で運転したという点である。

このようなタク所長の謝罪文は、現在の異端研究者に大きな衝撃を与えるものと思われる。ほとんど異端研究者の異端に規定された団体の離脱者が提供する情報をもとに異端セミナーや講演などを介して批判しているからである。

1978年9月10日、朝鮮日報、11日、ソウル新聞など掲載謝罪文によると、タク所長は「批判材料を提供したいくつかの(家庭連合)の離脱者が名誉毀損などの犯罪容疑で拘束手配されたことをきっかけに、新しい角度から幅広い資料を収集、総合的に検討した結果、統一教会に批判した内容のうち、事実ではない部分があることを認めている」と明らかにした。

また、彼は家庭連合創始者である(故)文鮮明総裁が1955年7月4日に拘束手配された事件について、社会風紀紊乱の容疑で判断するなど、正確な根拠がないのに、非倫理的カルトと断定して批判した行為を認めた。当時の事件は、兵役法違反の疑いで起訴されたが無罪判決を受けて釈放された。

これにタク所長は「加えて、(家庭連合を囲んで)問題になってきたカルト云々はその根拠がないものと確認訂正する」と明示した。また、政治集団の批判と関連しても事実ではないことを認めて訂正した。彼は「(家庭連合)の離脱者が提供した資料に多く誤りがあり、本人が(家庭連合に)被害を与えてきたことに対して心から謝罪の意を表し将来再度このようなことをしないことを約束する」と過ちを認めていた。

 

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