「 日本宣教55周年記念大会」を終えながら-
「すべての出口はどこかにつながる入口である」
(写真) コスモスが美しい「神戸布引ハーブ園」。 後ろに神戸のポートターミナルを臨む。
真の父母様は、「人間の根本は生命であり、その生命の根本は正に愛である。すなわち、愛がなければ生命は生まれないのである」というみ言を私たち に下さったことがあります。
「ビジョン2020」の核心は、私たち祝福家庭と食口が霊的な新しい生命を宿し、それを天の子女として育て、再び祝福を通して天の父母様の理想である「真の父母」となるようにして、新氏族的メシヤとして成長させていくところにあります。したがって、私たち日本統一教会が霊的な新しい生命を宿してそれを育てていくためには、霊的な父母、すなわち信仰の父母になるべき祝福家庭と食口がまず、霊的、信仰的に健康でなければならないというのは、当然のことです。
真の父母様が私たち祝福家庭と食口たちに、「あなたたちも、私のように真の父母にならなければならない」という祝福を下さったように、私たちも信仰の子女の前に、「皆さんも私たちのようになってください!」と堂々と叫ぶことができるように、「まず私たちの心情を復活させ、信仰を復興させなければならない」ということを、私たちは今回の大会を通して悟ることができました。
今回の大会を通して、日本統一教会の祝福家庭と食口、そして、日本は、天の父母様と真のお父様と一体になられた真のお母様を通し、無限なる祝福と愛を受けました。では、このように天の父母様と真の父母様から受けた恩賜と祝福に応える道は何でしょうか。
この問いに答えるためには、「父母が子女に願うことは何か」を考えなければなりません。
そして、それに対する答えは、既に真のお母様が私たちに提示してくださっています。
第一、霊的・肉的な健康-「神霊と真理によって一つになり復興」
今回の大会を通して私たちは、真のお母様が、日本統一教会と日本が霊的、肉的に健康になることを願っておられるということを感じることができました。責任を果たすためには、その責任を完遂できる条件と能力を備えることが、何よりも重要です。ですから 真のお母様は、私たち日本の祝福家庭と食口、そし て、「教会が神霊と真理によって復興し、一つになれ るように、健康でなければならない」というみ言を下 さったのです。「ビジョン2020」は、正に真の父母様 と私たち統一家が一つになり、霊的、肉的に健康に なってこそ、成し遂げることができるのです。
第二、内外共なる成長と発展-「環境創造」
時間の前に罪を犯すというのは、その時間を通し て正しく成長、発展できないことを意味しています。 父母の前に子女が、父母の期待どおりに正しく成長 し発展できないことが正に不孝ですから、日本の祝 福家庭と食口たちは、天の父母様と真の父母様の前 に成長し、発展する姿を見せてさしあげなければなり ません。もちろん、ここにおける成長とは、単純に外 的な成長だけでなく、前述した日本の祝福家庭と食 口、そして、教会が、霊的、内的、質的に成長しなけれ ばならないことを意味します。真のお母様が「環境創 造」を強調される理由は、それが正に、日本の祝福家 庭と食口、祝福二世と三世を始め、成和青年学生、そ して、日本の一般市民に至るまで、彼らが内外共に正しく成長するための条件を意味するからです。
第三、兄弟姉妹と互いに愛し合い、一つにな ること-「一つになれば成せないことはない」
父母が子女に願うことは、兄弟姉妹が互いに愛し 合い、一つになることです。天の父母様を中心として カインとアベルが一つになり、一つの夢とビジョンを 中心として、兄弟姉妹が苦難と祝福を共に分かち合う のです。祝福家庭と食口が、天の父母様と真の父母 様から受けた真理のみ言と祝福を日本国民に分け与 え、真の父母様を証することによって、彼らが真の父 母様を受け入れ、真の父母様と一つになることを、真 の父母様が切に願っておられる理由が、正にここにあ ります。これは、既に国家的次元においても実践され るべき内容であることを、私たちは真のお母様のみ言 を通して知ることができました。日本が、アジアはもち ろん、世界から尊敬と祝福を受けられる国家になれる ように、天が日本に祝福を下さったという真のお母様 のみ言と、「一つになれば成せないことはない」とい うみ言を深く考え、実践に移すべき理由が、正にここ にあるのです。
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