【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮の経済協力事業の開城工業団地がきょう16日、入居企業の試運転を皮切りに再稼動に入る。4月に操業が停止されてから166日ぶり。
望遠鏡で見た開城団地=(聯合ニュース)
入居企業123社のうち、50~60%の企業が操業再開に着手すると予想される。この日は韓国側関係者820人が開城団地を訪問する。そのうち、377人は韓国に戻る予定で残り400人余りは同団地に滞在するとみられる。北朝鮮労働者の多くも正常出勤して仕事に入る。
一方、操業再開とは別途に南北当局は同日午前10時から3回目の共同委員会を開き、出入り・滞在に関する合意を図る。
南北共同委の韓国側委員長を務める統一部の金基雄(キム・ギウン)南北協力地区支援団長は開城団地に出発する前に、「きょうから操業再開に入るが開城団地が国際競争力のある工業団地になるためには解決すべき課題も多い。共同委がこれらの問題を一つずつ解決していけるよう、一生懸命に努力する」と意気込みを語った。
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