フランコ大統領(パラグアイ)のレダ訪問、稚魚放流イベント【レポート】

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 2013.05.12

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天一国元年3月24日(陽暦5月3日)パラグアイのレダでは、現職のフランコ大統領をはじめ農水大臣および、該当する各省庁の次官、地域の政治家、知事、地域住民代表などが参加する中、特別な行事が行われた。  

 

真の父母様が設立され、名付けられたレダ管理団体NGOである 『南北米福地開発協会』が主催した今回の行事は、真の父母様のビジョンがパラグアイ全体はもちろん、南米の環境保全と開発にどのように貢献しているかを確認させる重要なイベントとなった。

 

特に今回は、レダでの多くのプロジェクト中、 “パク”と呼ばれるパラグアイ川の代表的な魚種を人工的に孵化させ養殖して、5cm-13cm程の稚魚まで育て、パラグアイ川に放流をする行事を行った。この小さな魚を川に放流するイベントは、パラグアイ川の歴史で初めての重要なイベントであり、自然と人間がどのように環境を保存し、共存するかを実際に見せてくれた意味のある行事だった。

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また、この稚魚放流に加えて、今回はレダ – カサド – オリンポにつながるパンタナール摂理の主な摂理的地域があるアルトパラグアイ州都オリンポ市に公式にパクの稚魚を寄付して、この地域でも養殖する方法と技術を伝授する意義深い行事として準備された。

 

このパク人工孵化は多くの困難があったが、あきらめずに絶えず努力したレダを愛する日本の国家メシア達を中心としたスタッフの努力とパラグアイの国立大学である アスンシオン大学研究チームが心を一つにして努力した、歴史的な結果である。

 

このレダでは、このように人工的に孵化したパクの稚魚をパラグアイ川の水をそのまま引いて作った養殖場で育てたものだが、わずか数日のうちに驚くべき成果を収め、特に購入する飼料を使用せずに地域の多くのヤシの木の果実や支流に散在する “ホテイアオイ”などの植物を食べ、驚くほど急速に成長することを実験し、確信を得た結果、今回のパラグアイ川放流イベントを迎えることになった。

 

実は当初の予定では、アスンシオンの国立大学の研究支援チームと関係省庁の官吏と関係者の参加する行事ということで準備したのだが、驚くべきことに、このイベントは、現職大統領まで出席する国家的な行事に格上げされ、国家行事として行われるという奇跡のような勝利を成し遂げた。新聞でも 『統一教の小さな町レダ』、または 『統一教徒の地に大統領訪問!』という見出しの新聞報道をしており、特に今回のイベントは、パラグアイ川では初めて行われた稚魚放流であった。

PENTAX Image

 

レダの農場では、様々な薬用と食用の植物の植樹や研究プロジェクトを行うとともに牛、馬、豚などの家畜を育てている。また、今回のパクの人工養殖成功により、無尽蔵のパグを生産できるようになり、これでパンタナールでの真のお父様の『養殖場をつくらなければならない』という御言葉が、ひとつ実現したことになり、みんな喜んだ。

 

特に、真のお父様は自叙伝の中でも、世界の3大課題である “公害、環境保全、食糧問題”を解決するためのモデル地域として、ユネスコの世界遺産になったパンタナール地域に20年以上、力を入れてきたことを強調しておられた。また、パンタナールで漁をするだけではなく、養殖場を作って魚を育てなければならないと強調された。これを実現するために、いままでも苦労してきたレダの開拓者たちは、初めて代表魚種、パクを大量に養殖する方法を探しだすことに成功し、このレダでは数万匹のパクを養殖することができた。

 

真の父母様のみ言葉に基づいて、これらの歴史的なパラグアイ、パク稚魚放流計画を立てて進めており、大統領も招待した。実際に大統領が首都から900キロ離れたブラジルとの国境地帯を訪問するのは容易なことではなかったが、奇跡のように大統領府から、大統領参加の知らせが行事のわずか数日前に届いた。それにより、すべてのイベントの準備や式典内容が変更された。

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実際には何人も残っていないレダで国家的な行事をすることは決して容易なことではなかったが、驚いたことに大統領は、随行員や儀典チームがあらかじめ綿密に準備した動線に沿って動くのではなく、われわれの説明に沿ってすべての場所をご覧になりながら、大きな関心と愛情を示された。

 

特別に用意された車にも乗らずに、ほこりと風が吹きつける中でも、会場のあちこちを移動しながら、レダでの活動に深い謝意を表した。

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南米では、現在わかっている豊富な地下資源埋蔵の可能性、そして南米4カ国に及ぶ巨大グアラニー淡水の層があり、将来の水不足を解決することができる貴重な場所として注目を集めている。これは、世界の60億人が1人あたり1日1000リットルずつ飲んだとしても2百年はかかるという膨大な量で、パンタナールの水源ともなっている。現在、世界人口の10億が水不足に苦しんでおり、汚染された水で毎日6000人の子供たちが死んでいく状況をみると、南米の自然と環境がいかに将来的に重要であるかがわかる。

 

また、現在のカサドを含むアルトパラグアイを通過する国際高速道路が建設されることで、地域の価値がますます注目されている中、大統領が特にここに興味を持っていることをアピールした。

 

これまでフランコ大統領はパラグアイ協会との親交があり、昨年はパラグアイ協会と日本から訪れた二世のボランティア10名を大統領府に招き、一人一人と写真を撮るなどレダに対して強い関心を示した。

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イベント当日もどの地域よりも深い愛情を持ってひとつひとつ関心を示した。例えば、食事をした後、厨房にまで入っていって、給仕する家族まで励ました。

 

 

特に新たに迎えた天一国元年を通してレダなどパン​​タナールとジャルジンを中心としたすべての真の父母様のビジョンが一つ一つ、容易ではない歩みであるとしても、国家とその国民が感動して積極的に協力する雰囲気へと革命的に変化していることを実感している。このすべての賜物が基元節を勝利した真の父母様の祝福であり、勝利であることを痛感するものだ。

 

【報告資料提供:シンドンモ南米大陸会長】 

 

 

韓国家庭連合 HPより

 

 

 

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コメント

  1. […] 先週パラグアイ川についての報告を受けました。 […]

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