カナダ、モントリオールの祝福2世の努力の結果、名門マギル大学の図書館に統一教会の教材である、原理講論、文鮮明師自叙伝、世界会長の著書『はげ頭と苺』が導入された。
*訳注 マギル大学は「カナダのハーバード」とよばれ、ノーベル賞受賞者を輩出するカナダ、ナンバーワンの名門大学。
家庭連合のメンバーであるフランソワ・ラクロワは2010年、マギル大学入学以来、率先して上にあげた教材教本を図書館で閲覧できるよう大学側に働きかけてきた。
彼は入学してまず“Sun Myung Moon(文鮮明)”と“Unification Church(統一教会)”を図書館のデータベースで調べた。
『驚いたことに、大学の蔵書には、教会に対する批判的な書籍や個人的批評などばかりで、統一教会の教義に関する本が一冊も有りませんでした。』とラクロワは話す。『カナダの大学の中でも最も世界的に有名なマギル大学が、20世紀最大の世界的宗教運動についての資料となる教理教義に関する書籍を持っていないということは、どう考えてもおかしな事ではありませんか?』
ラクロワは自分の信仰について周りにいつもオープンにして来たと言う。そしてマギル大学の霊的雰囲気をどんな形でもいいから少しでも良くしたいという目標を持っていた。
3年間の大学生活で彼は異なる宗教間の集会に参加し、キャンパスの礼拝堂のオフィスにも出入りした。
『色々な宗教間の対話集会などに参加してみて分かったことは、多くの学生が統一運動を知らないという事でした。個人的にお互い活動する中で、僕は皆に好い第一印象を与えることができました。統一運動の将来のためのより良い基盤はこんな所にあるのでは、と思いました。』
ラクロワによれば、マギル大学の2つのコースで統一教会が登場すると言う、1つは「経済学」でもう1つは「東アジアの宗教」だ。
『統一運動は現代社会でますます無視できないものになって来ています。その教えと理念についてもっとポジティブな関心を持ってもらうように何らかの策を講じなければなりません。僕の願いは皆の理解を促進して、統一教会に対する思い込みを打破することです。教授達も前途有望な若い世代の統一教会員を目にすれば否定的な見方を変えてくれると思います。』
統一思想を学内に持ち込むことを決意して、ラクロワはマギル大学の礼拝堂事務所に交渉して統一教会関連の書籍の学内図書館への導入を求めた。
過去、マギル大にカルト情報センターがあり、そこで学内での統一運動が制限されてきた事実を物ともせず、ラクロワは礼拝堂事務所の人たちと良好な人間関係を築くことができた。
彼の要求は前向きに受け止められた。
彼はこう言われた『もしこの大学がある特定の宗教に関する文献を欠いているとすれば、大学は喜んでそれを補う用意がある。』
そこでラクロワは10名程の仲間の統一教会員の学生と共に教本導入を求め続けた。そして2カ月程経って、ついにそれは実現した。
『僕は教会に関する良い本を、この世界的に有名な大学で読めるようにしたかった。今、統一運動の本を検索すればトップに出てくるのはレバレント・ムーンの自叙伝と原理講論です。小さなことですが、ここから始めます。統一運動は全世界的に展開しています。もし皆が少し前進しさえすれば、運動は全体的に大きく前進するでしょう。それは、ある意味、統一運動に対する人々の見方を変える力を持つ大きな動きになると思います。』
訳)Harikawa
米国家庭連合 UC Family 2013/2/26より
コメント
とても感動しました。真のお父様の御名を世に知らせて行く偉大な あまりにも偉大な勝利の一歩です。振り返って見て日本では大学 図書館 一般書店にいたるまで 中傷誹謗の本が満ちていることを思うとき、この偉大なカナダの二世に心から感謝と敬意を表します。
ericさん、コメントありがとうございます。