今年、アジア大陸ではフィリピンミンダナオ島で12,000組の祝福式をはじめ、タクロバンで1,200組、ドゥマゲテで3,000組、ヒガオノン部族で1,400組、イロイロで2,100組、バコロドで1,050組の祝福式を行いました。そして2012年天暦8月22日(陽暦2012年10月7日)午後2時、タイ南部ソンクラー州ハジャイ市ハジャイ大学の講堂で、タイ家庭連合とUPFが中心機関となってソンクラー州とハジャイ市がパートナーとなり、指導者夫婦を中心に約1,100組が参加した超宗教平和祝福式が盛大に挙行されました。
祝福式場には、この州で最も尊敬されて人望のある政治家として知られている県の国会議員であり、政府の内務省次官を歴任したタウォンセンニアムさん、市長に代わってハジャイ市の副市長、知事に代わってソンクラー州の総務局長が出席しました。そして宗教界からは仏教、イスラム教、ヒンズー教、キリスト教、カトリックとシーク教の最高指導者が参席して祈りをし、加えて各NGOの代表、国際会議に出席した300人余りの人たちも参加して、タイでは初めての歴史的な超宗教祝福式が行われました。すべてのメディアも、タイ南部の紛争地域での超宗教祝福式に多大な関心を持って熱を帯びた取材競争を繰り広げました。ほぼすべての新聞もこの国際的なイベントと超宗教平和祝福式をトップニュースで報道するなど、タイ南部で大きな話題となりました。
今回の祝福式に参加した人たちは、修練会に参加して原理と祝福の意味を知って参加しただけでなく、タイ南部の平和運動の先駆者になるという決意をしました。祝福式のメインイベントでは、真の父母様に代わって、アジア大陸会長が司会を務め、祈りは真のお父様の祝祷の声をビデオで視聴しながらタイ語で同時通訳して恵みの時間を持ちました。
今回のタイ祝福式の行事を行うことができたのは、今年3月にフィリピンミンダナオ島で12,000組の祝福式と、現在フィリピン全国で行われている超宗教祝福式と、氏族的メシヤ使命の一環として、各家庭が430家庭を祝福させることに大きな刺激を受けるようになったためです。
この地域の教会長であるパンティーフォンさんは知らない人はいないくらい有名な人になりました。この教会長は、1992年に祝福を受けて、2004年度に家庭を出発する前に、交通事故にあって全身が不随となった人です。幸い今はだいぶ良くなりましたが、まだ足をひきずっています。交通事故後に還故郷して、残りの人生を氏族的メシヤ使命を尽くすと決意をして活動していた中、弱り目にたたり目で、乳がんにかかって時限付きの人生を生きてきました。
ところが、そんな不幸の連続の中でも全く不満の心もなく何か天の意味があると思い、むしろ感謝の気持ちがこもってきたといいます。教会に入ってから事故に遭って、乳がんにもかかるようになったなら、家族や友人たちの反対がどれだけ激しかったか言葉で表現することができないほどでした。しかし、のちに清平に来て40日修練会に参加する中、乳がんが完全に消える奇跡を経験しました。上の二人のお姉さんたちからの反対はとても激しかったのですが、自分に反対していたすぐ上の姉も乳癌にかかるようになってしましました。お姉さんを説得して、清平に連れて行って40日修練会に参加させたところ、そのお姉さんもきれいに治癒されたのです。そしてさらに驚くべきことは、一番上のお姉さんも乳がんにかかったという知らせを聞きました。このお姉さんも清平に行って40日修練を受けて訓母様と相談した結果、21日修練をさらに受けるようにと言われ、従順な気持ちで参加したところ、このお姉さんもキレイに治りました。これが周囲の人々の噂になり、多くの人たちを清平に連れて行き、彼らが治療された経験を通して、教会を誇る人々となりました。今回もこのパンティーフォン教会長は、不便な体をひきずって地方を回って食口と一緒になって、模範的な氏族的メシヤと祝福の活動を展開しました。
今回のタイ超宗教祝福式は、政府と完全に一つになって成し遂げることができました。
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